記帳と税務書類の関係
今まで、記帳の仕方を調べてきましたが、この簿記の記録が積み重なることで損益計算書、貸借対照表などの財務諸表が出来上がります。財務諸表が株主や取引先、税務署などに提示する会社の状況を示す大事な書類となります。
この損益計算書・貸借対照表などを正確に記帳しないと、税務調査でチェックされた場合指摘をうけることになりかねませんので、各財務諸表や取引資料せん、決算書の見方について調べてみたいと思います。
今回は貸借対照表について調べてみました。
◆資産・資本・負債と貸借対照表
人には財産と借金があり、企業などの事業組織にも財産と借金があります。
現金や預金、建物や土地などの財産が資産となり、実物としてあるものだけでなく、売掛金や貸付金のように今は手元にな
いけど将来には自分のところに入ってくる権利も含まれます。
負債とは借金のことで、銀行など金融機関からの借入れや、仕入先の買掛金など将来には他人に渡さなければならない財
産のことです。
ところで、現金や土地などの財産が、自分のものと言いつつも実際には全部が自分のものと言えないことがあります。それ
はその財産を借金をして手に入れて、その返済が済んでいない場合です。
そこで、資本が登場します。資本は純財産、正味財産と呼ばれ、実質的な自分のものです。
数式で表すと『資本=資産-負債』となります。
貸借対照表は、資本・資産・負債の関係を表にしたもので、借方に資産を貸方に資本と負債を書きます。そして、左側右側
のそれぞれの合 計金額は等しくなり、『資産=資本+負債』となります。
貸借対照表をみると、借金がどれくらいあって、実質的な財産(資本)がどれくらいあるか分かります。現金預金や土地を沢
山持って いても、実は借金だらけだったなんてことも分かってしまいます。